セカンドカーには軽自動車がおすすめ!具体的な理由も解説!
セカンドカーを検討したいが、「何となくお金がかかりそう」「不便だけどどんな車種を買えばよいかわからない」などの理由で足踏みしている方は多くいると思います。ここでは、セカンドカーを所有する利点、セカンドカーを選ぶ上で意識するべきポイント、セカンドカーには軽自動車がおすすめの理由について解説していきます。
セカンドカーを所有する利点とは?
セカンドカーを所有するメリットとしては、「平日はメインの車を通勤で使っているが、休日は家族の遠出のために大きな車を利用したい」「地方に住んでいるので、買い物をするための車が欲しい」「メインは家族のための車だが、趣味のための車が欲しい」など、目的はさまざまですが、生活の利便性を向上させたり、生活を豊かにしたりできるのがセカンドカーの魅力です。
車が1台しかないと、ほかの家族の使用が終わらないと使えませんが、セカンドカーがあればそのような心配はありません。このようなストレスから解放されるのはメリットといえるでしょう。車が趣味の方にとっては、常用するには大きく、使い勝手が悪かったり、燃費が悪かったりといったことがありますが、セカンドカーとして所有する分には費用の面から見ても理解が得られる可能性が高くなるかもしれません。
セカンドカーを選ぶ上で意識するべきポイント
上記のようにメリットが多いセカンドカーですが、購入する前に、何にどのくらいの維持費がかかるのかを把握しておきましょう。
まず、自動車税がかかります。所有台数、車種に応じて、必ず毎年5月頃に納付しなければなりません。たとえば軽自動車であれば、7,200円~12,900円。1.5L超2.0L以下の普通自動車であれば36,000円と維持費がかかりますが、軽自動車は比較的安価で済みます。
車検も費用がかかります。新車で購入した時だけ初回車検は3年に1回ですが、その後は2年ごとに必ず受けなければなりません。2台とも同じ年に、または同じ月に車検となるとそれなりのお金が必要になります。自動車重量税、任意保険がかかることも考慮しなければなりません。自動車重量税は重さで金額が変わるので、セカンドカーを趣味車で考えている方は特に注意が必要です。
任意保険は、セカンドカー割引などの制度はありますが等級が11等級以上であること、車の所有者が個人であること、被保険者が個人であること、用途、車種が自家用車であること、まったくの新規で保険に加入することなどが条件としてあり、それなりにハードルがあります。適用条件は問い合わせるなどして確認しておきましょう。
駐車場代も考慮しなければならないでしょう。自分の敷地に停められるのであれば問題はありませんが、新たに借りなければいけない場合には、月額のほかに借りるにあたっての保証金も発生する駐車場も多いので注意が必要です。当然、空きがない場合には、その間セカンドカーは所有できません。
セカンドカーには軽自動車がおすすめ!
セカンドカーとして軽自動車がおすすめの理由として、普通車と比べて維持費が少ないことが挙げられます。先述したように維持費を考えると、金銭的な負担を最小化することができる軽自動車は、セカンドカーとして最適といえるでしょう。
自動車重量税も安く済みます。自賠責保険料と同じく、車検時に支払う税金です。車両の重量に対して支払いますので、当然重ければ重い分金額は上がります。たとえば軽自動車は12,300円、1.5トンの普通自動車で36,900円になり、3倍近くの差があります。
燃料費は、ガソリンの価格・燃費・走行状態などの条件によってかかってくる費用が変わってきますが、各車種の平均値で10,000km走行・ガソリン価格@140円の場合で計算してみましょう。普通自動車は(平均燃費17.0km/L)10,000(走行距離)÷17.0(燃費)=588.23(消費ガソリン)588.23×140(円)=82,352円です。
対して軽自動車は(平均燃費22.0km/L)10,000(走行距離)÷22.0(燃費)=454.54(消費ガソリン)454.54×140(円)=63,636円となり、20,000円ほど安くなる計算になります。この計算は各車種の燃費によって左右されますので、一つの目安として活用してください。
使い勝手がよいこともメリットです。普段あまり運転しない人もいると思いますが、軽自動車は近所のスーパーや子どもの学校、習い事の教室など、住宅街の細い道でも運転しやすいという魅力があります。
また、大きな車だと、細い道、雨の日などの運転リスクが増大するときに、コンパクトで小回りが利くのでおすすめです。小さなスペースに駐車できるのも魅力ですね。自宅に2台駐車できるスペースがあったとしても、小さなスペースで停められるに越したことはありません。2台とも乗用車になると、駐車場のスペースも大きく必要ですので、場所を取らない軽自動車がいいでしょう。
以上のように、費用、使い勝手の両面からセカンドカーには軽自動車がおすすめします。
セカンドカーを所有する利点、セカンドカーを選ぶ上で意識するべきポイント、セカンドカーには軽自動車がおすすめの理由について解説してきました。維持費、燃費など考えるべき項目は多いですが、費用、自分のライフスタイル、利便性などを考慮して決定するようにしてください。こちらで紹介した内容も参考にセカンドカーを購入して、より豊かなカーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。