軽自動車VSコンパクトカー!選ぶときのポイントを徹底比較!

公開日:2023/01/15   最終更新日:2022/12/21


軽自動車とコンパクトカーは今や日本を代表する車であり、多くの人気車種も軽自動車・コンパクトカーに集中しています。しかしいざ検討すると「一体どちらを購入した方がお得なのか」と判断に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、軽自動車とコンパクトカーの違いや、選び方のポイントについて解説していきます。

軽自動車とコンパクトカーの違い

軽自動車とコンパクトカーの違いは、車体の大きさや排気量にあります。軽自動車には全長3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2m以下、排気量660cc以下と明確な規格があるのに対し、コンパクトカーには厳格な規格が定められていません。ただし排気量1,500cc以下であり、車体も全長1.7m、幅1.7m以下であればコンパクトカーだと一般的にはいわれています。

分かりやすくいえば軽自動車よりも車体が一回り大きく、排気量もある車がコンパクトカーというわけですが、ほかにも軽自動車は4人しか乗れないのに対し、コンパクトカーは5人まで乗車可能という点も大きな違いです。そのほか、気になる違いについても見ていきましょう。

価格の違い

価格の面でいえば軽自動車のほうがお得であることは間違いありません。軽自動車は約120万円~180万円で購入できるのに対し、コンパクトカーは約150万円~200万円と軽自動車よりも高額です。たとえば軽自動車の人気車種である「N-BOX」の新車価格は150万円~200万円であるのに対し、コンパクトカーの人気車種である「アクア」は200万円~260万円と、最大で100万円以上の差があります。

ただし、価格は車種やグレードに依存する部分も大きく、コンパクトカーでも価格を抑えることは充分可能です。日産の「マーチ」は新車でも最安グレードは約130万円で購入可能と、軽自動車と変わらない価格で販売されています。

維持費の違い

車の維持費には税金や保険代、燃料代、駐車場代などさまざまな費用がかかります。

まず税金を比較すると軽自動車は自動車税が10,800円、重量税は3,300円かかりますが、コンパクトカーの自動車税は25,000円~最大39,500円と、約2万円以上の費用が請求されます。また重量税は0.5t以下でも12,300円、1.5t以下になれば36,900円と、少なくとも軽自動車の1万円以上かかります。比較すると軽自動車が年間2万~3万円以上はお得になるため、この差は大きいといえるでしょう。

一方保険代の差はほとんどなく、自賠責保険を見ると37か月で軽自動車は27,330円、コンパクトカーは27,770円とたった440円しか変わりません。ただし、任意保険ではコンパクトカーの方が軽自動車より高額な料金がかかる傾向にあります。

次に燃料代に関しては燃費による部分が大きく、駐車場代も軽自動車、コンパクトカーによる違いはありません。また、車検費用も交換部品が少ないことから軽自動車の方が安く済ませられることが多い一方、「車検のコバック」のように車検基本料が軽自動車、コンパクトカー関わらず同じ価格に設定されている店舗もあります。

つまり税金・保険代に関しては軽自動車の方が年間2万~3万円以上はお得になりますが、ほかの要素でいえば違いはあまりなく、車種や走り方、利用先の店舗によって維持費を抑えることも充分可能だということです。

軽自動車とコンパクトカーの性能はどちらがよい?

コンパクトカーは軽自動車よりも車体が大きく馬力もあるため、快適性やパワーの面ではコンパクトカーの方が高性能だと思われがちですが、一概にそうともいえません。たとえば「N-BOX」は2m以上の室内と、140cmの天井など抜群の広さをもつ車内空間が特徴の軽自動車であり、小さな子どもは座席に立っても頭が天井につかず、大人でも足を組んで座れるほどのゆとりがあります。また、スズキの「ハスラー」も2m以上の室内と120cm以上の天井など広い車内をもつほか、全ての座席をフラットに倒して車内で完全に横になることも可能など、コンパクトカー顔負けの居住性をもつ軽自動車は少なくありません。

ほかにも、最高ランクである5つ星の安全性を獲得した日産の「ルークス」は、自動追従機能の「クルーズコントロール」に誤発進機能の搭載など、安全性に関しても軽自動車とコンパクトカーの差は縮まっているといえるでしょう。また、走行性能もターボエンジン、NAエンジンが搭載された軽自動車はコンパクトカー並みの加速力があります。ただし、安定性は車体が大きな分コンパクトカーが有利であり、小さな軽自動車は高速走行時に強い横風が吹くと車がふらつく恐れもあります。

まとめると走行性能やパワーではコンパクトカーが有利なのは確かですが、軽自動車にもパワーのある車は多く、快適性や安全性に関してもお互いの差は埋まりつつあるのが現状です。

最後に燃費に関してですが、燃費に優れたコンパクトカーもいれば、燃費のよくない軽自動車もあるなど、一概にどちらが優れているとはいえません。この点はボディタイプより車種に依存する部分が大きいため、比較の際は軽自動車、コンパクトカーという枠組みを外して比べるのがよいでしょう。

軽自動車とコンパクトカーのどちらを選ぶべき?

価格や維持費の面では軽自動車が圧倒的有利です。優れた性能をもつ軽自動車も数多く登場していることからも、コスパを重視したい方や、近場での運転をメインとする方であれば軽自動車が向いており、狭い路地でも運転しやすく、駐車も楽に行えるので運転に不慣れな方にもピッタリといえるでしょう。

一方コンパクトカーには軽自動車以上の排気量があるため、長距離の運転もしやすく、遠出も頻繁に行いたい方にはおすすめできます。何よりコンパクトカーには5人まで乗車可能なので、大人数での移動や家族で使用する際にはうってつけの存在です。

まとめ

現在の軽自動車とコンパクトカーの性能差は埋まりつつありますが、それでも排気量やボディサイズなど、明確な違いもあります。軽自動車は運転しやすく、維持費も安いため費用を抑えたい方には向いており、一方コンパクトカーには高い排気量と乗員数の多さが特徴なので、遠出の機会もある方や、家族や大人数での移動をメインとする方におすすめできます。このようにどちらの車種を選ぶべきか迷う際には、今一度車の利用用途をハッキリしておくと、納得のいく購入につながる可能性が高まるでしょう。

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