軽自動車を手に入れるならカーリースと購入どちらがおすすめ?
車を所有する際「自動車税が発生しないから」という理由でカーリースを検討する方も多いでしょう。しかし、リースとなるとレンタル料が発生します。果たして、カーリースと購入どちらを選べばよいのでしょうか?この記事では軽自動車を手に入れる際、カーリースと購入どちらがおすすめなのか?それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
カーリースを活用して軽自動車を手に入れるメリット・デメリット
まず、カーリースを活用して軽自動車を手に入れるメリット・デメリットについて見ていきましょう。
■メリット1.頭金不要で新車に乗れる
カーリースなら、頭金などまとまったお金を用意する必要がありません。そして、在庫さえあればどの車種でも好きなものを選べるため、新車に乗ることも可能です。そのため、「リーズナブルな料金で人気車種の新車を利用できる」というメリットがあります。
■メリット2.月々の支払が一定である
車を購入した場合、定期的に自動車税や車検などといった費用が発生します。とくに、車検は10万円を超えるケースもあるので、維持費が気になる方にとっては悩みのタネになるでしょう。カーリースなら定額費用で乗り回せるため、月々の支払を一定に抑えることができます。
■デメリット.返還時に追加料金がかかることも
カーリースはあくまで車を借りているだけなので、いずれは返還しなくてはいけません。そして、車の劣化を防ぐために走行距離に上限が定められていたり、著しい汚れや傷が付いてしまったりした場合は修理費用を負担させられるケースがほとんどです。
そのため、「いつかは返還するから」ということを念頭に置き、気を遣いながら走行させる必要があります。
軽自動車を購入するメリット・デメリット
ではカーリースとは違い、軽自動車を購入するメリット・デメリットは何でしょうか?それぞれ詳しく見ていきましょう。
■メリット1.新車なら「新車特約」が利用可能
新車特約とは「全損または半損など購入価格の50%を超える修理費用が必要になった際、保険金を受け取れる制度」のことです。
これは新車のみに適用される自動車保険で、中古車やカーリースには存在しません。そのため、万が一のことが起きても、「保証が付く」という意味では新車を購入した方が安心感は強いです。
■メリット2.汚れや傷などコンディションが気にならない
カーリースはあくまで車を借りている状態なので、いずれ期限が来たら返還しなくてはいけません。しかし、車のコンディションを保つために走行距離の制限がかけられていたり、傷を付けてしまったりした場合に追加料金を払うこともあります。
これに対し、自分で軽自動車を購入した場合は、汚れや傷などコンディションを気にせず車を走行させられます。
■デメリット.初期費用が高額になりがち
新車・中古車共に、購入時はある程度まとまった初期費用が必要です。たとえば「0円」と店頭で表示された中古車であっても、完全に無料で引き取れるわけではありません。
登録費用やメンテナンス費用などが発生するため、予想以上にお金がかかってしまうケースもあります。その他にも年1回税金を払ったり、2年毎に車検費用が発生したりするため、初期費用以外にもお金がかかるといえるでしょう。
軽自動車を手に入れるならカーリースか購入か
「結局カーリースと購入、どちらがよいのか?」という点についてですが、どちらも向いている人とそうでない人がいます。ここではカーリースが向いている人、そして購入が向いている人の特徴について、詳しくまとめています。
■カーリースが向いている人は?
「すぐに車が欲しいけれど、頭金を用意するのが難しい」「税金や車検費用など、維持費を抑えたい」など、カーリースが向いているのは主に安く上げたい人となります。
また、走行距離に上限が設けられているため、近距離への通勤などあまり遠くへ移動しない人や車を傷めないよう小さな子どもを車に乗せる必要のない人に合っています。
■購入する方が向いている人は?
傷や汚れ、走行距離の上限を気にしなくてよいので、「公共機関より車で移動することが多い」「子どもなど家族を乗せることが頻繁にある」「ドライブや車中泊が趣味」など生活のなかで車を使うシーンの多い人が購入に向いています。また、頭金などを用意できる余裕があれば、最新機能の付いた人気モデルの車も楽しめるでしょう。
「軽自動車を手に入れるならカーリースと購入どちらがおすすめ?」というテーマに基づき、カーリースと購入それぞれのメリット・デメリット、カーリースが向いている人と購入が向いている方の特徴について、ご紹介してきました。
その他、新車だけでなく中古車のカーリースもありますし、購入の際も新車と中古車それぞれのメリット・デメリットがあるため、車選びは慎重に進める必要があります。よく調べてから、検討しましょう。