乗り換えを考えている方必見!車を売却する際に必要な書類とは

公開日:2022/10/15   最終更新日:2022/08/24


車の乗り換えを考えている方で、いま乗っている車の売却を検討している方も多いでしょう。しかし手続きについて、詳しく理解していないケースも珍しくありません。そこでこの記事では、車売却時に必要な書類と入手方法、さらには普通車と軽自動車で必要書類は変わるのかなど解説します。乗り換え検討中の方は要チェックです。

車売却時に必要な書類と入手とは方法

車売却時の必要書類と入手方法を詳しく解説します。

車検証

車検証とは自動車が保安基準を満たしていることを証明する書類です。車検をすると発行されるものであり、運転時の携帯が義務付けられているのでダッシュボード等に入っていることが多いでしょう。ちなみに車検証を紛失した場合は再発行が可能なので、地域を管轄する運輸局へ行き必要書類を記入して再発行手数料を支払うと、車検証の再交付が完了します。

自賠責保険証明書

自賠責保険証明書は、ドライバーの加入が義務付けられている自賠責保険の証明書類です。自動車購入時に自賠責保険に加入しているため、その時に保険証明書も取得しています。車検時に更新する書類であり、車検証と一緒に保管しているケースがほとんどです。車検証と同様に再発行も可能ですが、契約者本人しか手続きできないので要注意です。

自動車リサイクル券

自動車リサイクル法に定められたリサイクル料が、正確に収められているかを確認する証明書です。リサイクルリュオは新車購入時にすでに支払われており、歯医者にかかる費用はあらかじめ負担されています。

ちなみに自動車リサイクル券は再発行ができないので注意してください。ただ自動車リサイクルシステムのWEBサイトより「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷すると、それがリサイクル券の代わりとして利用できます。

自動車納税証明書

毎年5月末までに納める自動車税を支払った証明書のことを指しています。銀行及びコンビニで納税すると、納税したことを示す印鑑が押された小さな紙が返却されます。それが自動車納税証明書です。車を売却する際に必要になるため、間違って捨ててしまわないように注意してください。ちなみに自動車税を支払っていないと自動車納税証明書は発行されず、自動車納税証明書が発行されていなければ自動車の売却はできません。

実印・印鑑登録証明書

こちらは市区町村に登録した印鑑であると証明する書類であり軽自動車の売却時には不要で、普通自動車を売却する際に必要になります。ちなみに普通自動車を購入する際にも印鑑登録証明書が必要なので、購入時と同じものを用意しましょう。またシャチハタやゴム印は、印鑑登録では認めていないため実印が必要です。

委任状・譲渡証明書

自動車を売却する手続きにあたり、買取業者に一任する旨が記載されている書類です。ただ委任状・譲渡証明書は業者側が用意する書類なため、取得する必要及び再発行の手続きは必要ありません。いくつか記入する部分があり、実印が必要になるので忘れずに準備してください。

普通車と軽自動車で必要書類が変わる?

基本的には同じ書類を準備しますが、いくつか異なる部分もあります。上記した書類は普通自動車の売却時に用意しなければならない書類であり、軽自動車では委任状・譲渡証明書、さらには実印と印鑑登録証明書は不要です。

軽自動車の場合、実印ではなく認印にも対応しているため、より簡単に手続きできるといっても良いでしょう。自動車の売却時には、業者側より必要な書類について説明があるはずです。そちらに従って用意すれば問題ありません。

車を売却するときにあるとよいものとは

自動車を少しでも高く売却したいのであれば、ここに紹介する書類等を準備しましょう。

点検整備記録簿

メンテナンスシートや整備手帳と呼ばれているもので、定期的に適切な整備を受けていると証明できる書類です。その車が適切に整備を受けていると証明できれば、自動車としての信頼性が増します。したがって、高く売れる確率がアップするわけです。逆に点検整備記録簿が提出できないと、メーター等の改ざんや事故歴・故障歴の不正などを疑われることになりかねません。

保証書

車の保証期間を記載した書類です。点検整備記録簿と保証書が1冊でセットになっているため、点検整備記録簿を提出すると保証書も一緒に提出したことになります。保証書には、保証内容や保証修理の受け方、保証期間等が記載されています。

外された純正オプション

車をカスタムしている方も多く、カスタムカーは高く売れる可能性があります。ただ純正のパーツのほうが良いと思う顧客もいるので、取り外した純正パーツもあると買取額がアップするケースが多いです。ちなみにカスタムカーは社外パーツを取り付けているよりも、ディーラーオプションのほうが高く付く可能性は高いです。純正オプションの方は違和感が少なく、カスタムカーよりも人気が高くなる傾向にあるからです。

まとめ

車を売却する際に必要な書類を紹介しました。基本的にはすでに発行されている書類を集めることになるため、ダッシュボード等を確認し、そのうえで提出してください。また普通車と軽自動車で異なる必要書類についても明らかにしました。若干ではありますが、軽自動車のほうが用意する書類は少なくなるので、楽に売却できるのも事実です。車を高く売るために必要な書類も紹介したので、ぜひ参考にしてくださいね。

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