軽自動車を購入する際に必要な書類とは?用意する時の注意点も解説!

公開日:2021/12/15   最終更新日:2021/12/17

軽自動車を購入する際には、さまざまな書類や手続きが必要になります。軽自動車の購入を検討されているのであれば、事前に「書類準備」や「購入の流れ」について知っておけば、納車までの手続きがスムーズに進みます。この記事では、「軽自動車購入に必要な書類」「書類準備の注意点」「購入までの流れ」をお伝えいたします。

軽自動車を購入する際に必要な書類とは?

軽自動車を購入する際には、「自動車検査証(車検証)」「自賠責保険証」「委任状」「車庫証明書」「住民票」「印鑑(認印)」といった、6種類の書類が必要になります。

それらの書類も、ものによって「購入者自身が用意するもの」と「販売店に用意してもらうもの」にさらに分かれます。ここでは、それぞれの書類と、それを用意する人についてお伝えします。

まず、「自動車検査証(車検証)」は、文字通り自動車を検査した証明書で、販売店側に用意してもらうものになります。次に「自賠責保険証」は、「自動車損害賠償責任保険」の略称で、事故などを起こした場合の保険にちゃんと入っているという証明になります。こちらも販売店側に用意してもらう書類のひとつです。「委任状」は、自動車の登録手続きを販売店に任せます、という内容の書類で、こちらも販売店側が用意するものです。

そして、ここからは基本的に購入者側が準備する書類になります。まず、「車庫証明書」です。こちらは、購入する車を停めておく車庫をちゃんと持っています、という証明書になっており、自分で用意することが必要な書類のひとつです。ただし、この書類に関しては販売店への代行依頼も可能です。

次は「住民票」です。自分がどこに住んでいる市民かを証明する書類で、これは購入者が用意する必要があります。最後の「実印(認印)」は普通車を購入する場合のみ必要なものですが、購入者側で用意する必要があります。

販売店側が用意する書類については、記入の指示をしてもらえるので、指示に従って記入すれば問題ないでしょう。また「車庫証明書」については、地域によっては不要な場合もあるので、あらかじめ販売店に問い合わせておくことをおすすめします。

軽自動車購入時に必要な書類を用意する際に注意するべき点

軽自動車を購入する際に必要な書類の中には、役所や警察署での手続きが必要なものや、取得するのに日数や費用が必要になってくるものもあります。ですので、軽自動車を購入する場合には、あらかじめどういった事前準備が必要なのか確認しておきましょう。ここでは、「早めの準備が必要なもの」と「書類の発行に手数料がかかるもの」の2種類に分けて説明いたします。

まず、「早めの準備が必要なもの」は、「住民票」「車庫証明書」「実印(認印)」の3つになります。「住民票」は、申請した当日に発行されはするのですが、役所自体が平日の日中にしか営業していないため、時間に余裕を持って準備する必要があります。

「車庫証明書」については、普通車だと警察署に書類を提出した後、交付までに3〜7日かかります。軽自動車の場合、即日発行されますが、こちらも警察署の営業時間に左右されますので、早めの準備をしておくとよいでしょう。

最後の「実印(認印)」は、軽自動車購入時には不要ですが、普通車への乗り換えを考える際には必要です。実印(認印)を作るには3〜4日かかることが多いため、こちらも前もっての準備が必要なもののひとつといえるでしょう。

次に「書類の発行に手数料がかかるもの」についてお伝えします。まず、「住民票」です。「住民票」は1通につき300円程度の手数料がかかります。次に「車庫証明書」も手数料がかかります。必要な手数料は、申請時に2,000円程度、発行時に500円程度です。

最後に「印鑑証明書」です。こちらは軽自動車購入時には不要ですが、発行するのであれば300円程度の手数料がかかります。これらの費用は市区町村によって若干異なるため、実際に書類準備する際には、あらかじめ販売店や市区町村窓口にご確認ください。

軽自動車購入までの流れを段階ごとに解説!

軽自動車の購入までには、主に8つの段階があります。それらを1つずつお伝えいたします。

まず1つ目の段階は「予算を決める」ことです。予算を考える際には、購入時の費用だけでなく維持費についても計算に入れて考えましょう。

2つ目は「車の条件を決める、車選びをする」ことです。どういった目的のために車を使うかを具体的にイメージし、軽自動車や普通車、SUVタイプなどの車種から適したものを選択しましょう。

3つ目の段階は「販売店に問い合わせる」ことです。気になる車種が決まれば、正規販売店のディーラーや中古車販売店などに問い合わせてみましょう。4つ目は「現車確認・試乗」です。室内空間の広さや運転のしやすさについて実際に確認してみましょう。

5つ目は「見積もり」です。車両価格だけでなく自動車税や登録手数料などもかかるので、すべてを合算した見積もりを出してもらい、改めて検討しましょう。6つ目の段階は「契約手続き」です。購入を決定すれば、上記した書類を準備し契約に進みましょう。

7つ目の段階は「代金の支払い」です。大きな買い物なので、現金一括の他、クレジットカードやローンの分割払いがもちろん可能です。

最後の8つ目の段階は、いよいよ「納車」です。新車の場合およそ1〜2か月、中古車であれば2週間程度で納車されます。納車の際には、傷などがないかしっかりとチェックしましょう。

 

ここまで「軽自動車を購入する際に必要な書類6つ」「書類を準備する際の注意点」「軽自動車購入までの8つの段階」についてお伝えいたしました。

自動車の購入は、人生の中でも大きな買い物のうちのひとつだと思います。スムーズに、かつ後悔のない自動車購入をするためにも、書類の準備、軽自動車購入の流れについてあらかじめ知っておくことは大切です。この記事が、あなたが自動車購入を検討する際の助けになれば幸いです。

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